霧島神宮駅 創業84年の食堂が“おむすび専門店”に!
今年3月にリニューアルオープンした霧島神宮駅は、駅舎だけでなく、周辺エリアの開発も進んでいます。霧島神宮駅のすぐ近くで84年間愛された食堂が、おにぎり専門店として生まれ変わります。
霧島市の霧島神宮駅のすぐ近くにある「食堂 みかど」。「御結屋 EKIZEN みかど」としてリニューアルオープンします。
これまで店を切り盛りしてきた岡元 昭美さん(81)。引き継ぐのは、霧島神宮駅のリニューアルを手掛けた建築デザイン会社「IFOO」の上原 奈津子さんです。
(IFOO・上原奈津子さん)
「一緒にしたいねって言ってくれて、なっちゃんじゃないと一緒にしたくないって言ってご指名をもらって」
「食堂 みかど」は、84年前の1940年、岡元さんの義理の母が創業しました。
(岡元 昭美さん)
「主人の母が「ここに来た時には腹が減っている人ばかりだからそれを満腹にさせてあげなさいよ」といっていた。頑張りました」
店を引き継いで約60年。店内もリノベーションし、上原さんに経営を引き継ぐことに。81歳、店頭にはまだまだ立ち続けるそうです。
(岡元さん)
「(寂しい思いはなかった?)ぜんぜんない!。 80歳になってこんなお店を作ってくださって、本当にどんなになるんだうかと思って、うれしい」
新しくオープンするのは、観光客と霧島の縁を結ぶ「御結屋」。おにぎり専門店です!
(上原さん)
「おにぎり一個にご飯が150g。普通のご飯茶碗一杯が150gくらいなのでそれくらい」
大きな大きなおむすびは霧島産の米を使用。黒豚みそのおむすびや…黒毛和牛のしぐれ煮など…、県内産にこだわった7種類のおむすびを楽しむことができます。
(横山あさみアナウンサー)
「いただきます。やさしい甘辛さでその中に肉の旨味を感じる。お米はふわふわで一粒一粒たっている」
(岡元さん)
「おにぎりを食べるときは、こうして握ったらなりふり構わず大きな口を開ける。皆さんに喜んでもらえれば幸せ」
(上原さん)
「たくさんの方に来ていただきたいのと、ずっと続いたお店をちゃんと守っていけるように頑張っていきたい」
「御結屋 EKIZEN みかど」は今月22日にオープンします。