新たなにぎわいの拠点が生まれそうです。鹿児島市はいづろ交差点周辺から鹿児島港本港区に向かうエリアを約20年かけて再開発する基本計画を公表しました。集客施設や駐車場、歩行者デッキを設け、JR鹿児島中央駅からの人の流れを生み出すのが狙いです。

　鹿児島市はいづろ交差点周辺から鹿児島港本港区に向かう約7ヘクタールのエリアを再開発する基本計画を公表しました。いづろ交差点を中心に金生町、大黒町、中町、泉町、堀江町、住吉町を天文館の魅力を向上するエリアやまちなか居住を推進するエリアなど4つに分けて整備するとしています。

　鹿児島市によりますといづろ交差点からマイアミ通りにかけて歩行者用デッキや集客施設、周辺施設で使える駐車場などの整備を検討するということです。JR鹿児島中央駅から鹿児島港本港区エリアに人の流れを生み出す拠点づくりを狙いとしています。対象区域のうち約4ヘクタールは市街地の再開発事業に位置付け、2025年度から再開発ビルの高さや内容、区域などを検討する予定です。

　再開発は約20年後の2044年度までを目標に行われます。