県勢初の優勝かけ昌平と対戦 高校総体サッカー神村学園が準優勝 名和田選手は得点王
夏のインターハイサッカー男子で3日、神村学園が準優勝の成績を収めました。
(熊木創平アナウンサー)
「キックオフ2時間前です。神村学園の選手たちを乗せたバスが決戦の舞台、Jヴィレッジスタジアムに到着しました」
(神村学園3年 名和田我空主将)
「ここまできたら勝つしかないので勝ちます!」
会場の入り口には長い列ができていました。
(先頭に並んでいた小学生)
「神村学園が決勝で勝って優勝する試合が見たい」「(予想は)5ー0で!」
(熊木創平アナウンサー)
「福島の空は気持ちよく晴れ渡っています。ここまで25得点無失点と異次元の強さで勝ち上がった神村学園、悲願の日本一へあと一つです」
神村学園は県勢初のインターハイ優勝をかけ埼玉の昌平と対戦しました。前半16分、エリア内に侵入した徳村から福島!!各年代で日本代表経験を持つ2年生のゴールで先制します。しかし前半終了間際、昌平の11番・長に決められ、今大会初失点を喫します。それでも後半29分、ロングスローのこぼれ球を松下が押し込み、2対1と勝ち越します!しかしその直後、昌平の11番・長に今度はミドルを叩き込まれ追いつかれると。15番・鄭のゴールで逆転され、2対3。神村学園はわずか1点差で敗れ、“初優勝”には届きませんでした。
(神村学園3年 名和田 我空主将)
「2位と1位は天と地の差だなと感じた。まだまだ得点できる場面はチームとしても個人としてもあった。細部にこだわらないといけないと思うので、誰よりも努力して次は自分が優勝に導けるように頑張りたい」
(神村学園3年 新垣 陽盛選手)
「惜しかったという甘っちょろい言葉で終わらせるのではなく、もっと死ぬ気で戦わないといけないし、優勝するには熱量や技術、色々なものがもっと必要。ここで終わりではなく積み上げていきたい」
神村学園からは9ゴールで得点王に輝いた名和田選手など7人が大会優秀選手に選ばれました。