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同点で残り0.6秒…エースが勝負を決める B2開幕 鹿児島レブナイズが強豪・福岡に劇的勝利

2024年10月7日 19:20
同点で残り0.6秒…エースが勝負を決める B2開幕 鹿児島レブナイズが強豪・福岡に劇的勝利

 バスケットボールです。8シーズンぶりにB2で戦う鹿児島レブナイズが開幕戦で強豪・福岡を破りました。同点で残り0.6秒、鹿児島が誇るエースの精神力が勝負を決めました。

(永田莉紗アナウンサー)
「開場5分前を切りました。試合開始まで3時間ほどありますが、すでに長い列ができています」

(ブースター)
「AJのダンクが見たい」

 レブナイズの“B2初陣”を後押ししようと約2800人が駆けつけたホーム・西原商会アリーナ。B1経験者や元日本代表の揃う強豪・福岡に挑みます。レブナイズは開始直後、ゲインズ・ジュニアが粘り強くリバウンドを取ると、このスリーポイント!エースがB2でも躍動します。

第2クオーターでは。

(熊木創平アナウンサー)
「森田よく奪いました素晴らしいスティールからイージーショット!」
「鹿児島ボールで再開です。ゲインズ・ジュニア攻めていく。ゲインズ・ジュニア、ダンクシュート!B2初のダンク!」

 持ち前の激しいディフェンスと速い展開のバスケットでリズムを掴み、前半を9点リードで折り返します。しかし後半、第3クオーターは福岡に追い上げを許し、最終クオーター残り1分で75対75。しびれる展開となります。

 そして延長戦に突入かと思われた最後の最後でした。ゲインズ・ジュニアがうまく相手のファウルを誘い、残り0.6秒でフリースロー2本を獲得します。決めれば勝利がグッと近づくフリースロー。この1本で勝負を決めたレブナイズ、激闘を制し開幕戦を勝利で飾りました。

(ブースター)
「最後の1本決めたときは涙が出ました」

(ブースター)
「(AJ)かっこよかったです」

(ブースター)
「ずっと勝ってほしいです」

(ブースター)
「大分ハラハラしました。でも勝ててよかった」

(鹿児島レブナイズ・アンソニー・ゲインズ・ジュニア選手)
「最高の素晴らしい日だった。B2に戻ってきて、初めての試合だったので、僕自身も試合前からメンタルや気持ちが非常に上がっていたし、その気持ちでチームとして戦えたことを誇りに思うし、素晴らしい結果だったと改めて思う」

(鹿児島レブナイズ・兒玉貴通選手)
「香川、福岡、鹿児島に来てというキャリアを過ごしてきたが、一番いい意味で圧倒されたなという試合だった。大事な場面で皆さんが声出してくれて応援してくれて、それが本当に力になった試合だった」

 6日も強豪・福岡を破り、開幕2連勝のレブナイズは西地区2位につけています。次の試合は今週末、ホームで、B3から共に昇格した福井と対戦します。

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