仙台朝市に店舗「今庄青果」が破産 新型コロナ影響「負債総額2億3100万円」<1946年創業>
帝国データバンクによると、自己破産を申請したのは「今庄青果(仙台市青葉区)」。1946年に創業した「今庄青果」は仙台朝市などに店舗を構え、野菜や果物の小売りや卸売りを手掛けるなど、1997年には約5億円の売り上げを計上していた。
しかし、大型スーパーとの競合や、新型コロナの影響による取引先飲食店の減少。輸送費の高騰などを受けて、ことし3月の売り上げは1億6000万円にとどまり、今月15日付で従業員13人を解雇。事業を停止した。
すでに仙台地裁から破産手続きの開始決定が出ていて、負債総額は2億3100万円と見られている