【サケ不漁の影響も…】サケの稚魚を放流(宮城・気仙沼市 大川)
宮城・気仙沼市を流れる大川では、今シーズンのサケの稚魚の放流が始まった。
20日は、去年秋に採卵され、気仙沼市内のふ化場で育てられた体長5センチほどの稚魚およそ12万匹が、トラックで放流場所に運び込まれた。
今シーズン、大川での採卵用のサケの捕獲数は600匹弱で去年の4割に留まるなど、不漁の影響で、放流は去年の半分ほどの約180万匹になる見込み。
大川では、例年4月まで放流が行われるが、今年は海水温の上昇が早く生育に適した温度をすでに4度ほど上回っているため、期間を1か月短縮した3月までに終えるという。