【猛暑と全国的なサケの不漁が影響】稚魚を放流するためのサケの捕獲と採卵始まる(宮城・南三陸町)
南三陸町の川では、稚魚を放流するためのサケの捕獲と採卵作業が始まった。
南三陸町を流れる八幡川では、10日午前 地元の漁業協同組合のメンバーが川に設けた仕掛けから去年並みの17匹を捕獲した。
今年は猛暑の影響とみられる遡上の遅れから、例年より2週間ほど遅い捕獲開始となったという。
志津川淡水漁業協同組合・千葉純一 事務局長「少ない資源を大事に育てて、放流を続けて、またいつの日か魚が帰ってくることを願うのみです」
南三陸町では、今シーズン放流用の卵として500万個の確保を目標とし、このうち8割ほどを他の県から調達する方針だが、全国的なサケの不漁から確保の目途が立っていないという。