【被害額は約9千万円】1月の大しけ影響で「海苔養殖」に被害<宮城県>
6日午後、七ヶ浜町の菖蒲田漁港。
県漁協 七ヶ浜支所相澤功一 課長代理
「ここにあるのが被害受けたイカダとノリ網になります」
浜には海から回収した20基ほどのノリ養殖のいかだが置かれていた。網には収穫前のノリがびっしり。折れているパイプもある。
先月21日から県内の沿岸に発生した大しけの影響だという。
県漁協 七ヶ浜支所相澤功一 課長代理
「ノリいかだが波と風で波で回転したりいかりで固定しているが移動したりノリがこすれてなくなってしまったり」
県によると、しけに伴うノリの被害は七ヶ浜町だけでなく塩釜や東松島、亘理、仙台の5市町で確認されていて現在被害額を調査中。
また気仙沼市では先月21日のしけの影響で養殖ワカメにも被害が出ていて被害額はおよそ9000万円にのぼる。