「海で自然に獲れるものだと思っていました」小学生が養殖ワカメの種付け体験(宮城・南三陸町)
宮城・南三陸町の小学生が、地元の水産業を学ぼうと養殖ワカメの種付けを体験した。
5日午前、南三陸町の志津川漁港。
志津川小学校の4年生25人が、地元の漁師から手ほどきを受けながら、およそ20センチのワカメの種を養殖用ロープに40センチ間隔で挟み込んでった。
子どもたちは、固いロープに隙間を作るのに手こずりながらも、30分ほどかけて長さ200メートル分に種付けした。
そして、力を合わせて種を挟んだロープを養殖場へ向かう船まで運んだ。
小学4年生
「海で自然に獲れるものだと思っていて、養殖しているとは知らなかったです」
「大きくなっておいしくなってほしいです」
ワカメが1メートルほどに成長する来年3月に養殖場を見学し、5月頃 学校給食でメカブを味わうことにしている。