「震災で犠牲になった1人は、私の友人だった…」震災遺構「旧門脇小学校」で当時の在校生から中学生が教訓学ぶ(宮城・石巻市)
震災の記憶をつなぐ取り組みだ。
宮城・石巻市の中学生が、震災遺構「旧門脇小学校」で当時の在校生の案内を受けて避難の教訓を学んだ。
「旧門脇小学校」を見学したのは、石巻市・北上中学校の2年生13人。
5日は、震災当時「旧門脇小学校」の1年生で現在、小学校の教諭を目指し宮城教育大学に通う高橋輝良々さんが案内役を務め、仲良くしていた友人を津波で亡くした想いなどを語った。
震災当時「旧門脇小学校」の1年生・高橋輝良々さん「門脇小学校では、すでに下校していて犠牲になった7人の子ども たちがいます。そのうちの1人が私と仲良くしてくれた友人でした」
震災当時1歳で震災の記憶がほとんどない生徒たちは、高橋さんが語る地震や津波の恐ろしさ、そして避難の教訓を胸に刻んだ様子だった。
女子生徒「津波とかの経験とか記憶がない のでそいういことが分かったの で良かったです。」
・男子生徒は2043~2053「家族とかでもこういうことを話 していつ津波や地震が起きても逃げられるようにしたいと思い ました。」
■雑感
北上中学校では今後も震災学習を続け生徒自ら伝える取り組みにつなげていきたいとしています。