東日本大震災から13年 宮城の動きと課題
11日で東日本大震災から13年となり、宮城県内の沿岸部でも早朝から海に向かい祈りを捧げる人たちの姿が見られた。
NNNのまとめでは宮城県では震災関連死も含め10476人が犠牲となり、1213人が行方不明のままとなっている。
自治体主催の追悼行事は仙台市・石巻市・東松島市で行われ、14の市町では献花台が設けられることになっていて、発生時刻の午後2時46分に合わせて、各地で祈りが捧げられる。
今年1月には能登半島地震が発生し、命を救うための災害の記憶や教訓を伝えていくことの重要性が改めて注目される中、宮城県内でも被災していない児童が増加していて、風化の防止と次の世代にどう継承していくかが課題の1つとなっている。