“東日本大震災から13年”を前に…宮城県内各地で追悼行事 「まだ信じられないというか心残りがいっぱいあります」
11日で東日本大震災から13年となるのを前に、前日の10日、県内では追悼行事が行われた。
気仙沼市小泉地区にある海水浴場では、地元のサーフィンクラブによる慰霊祭が行われ、住民やボランティアらが献花台に手を合わせた。この地区では津波で40人あまりが犠牲となっている。
■妻を亡くした男性
「助けてあげられなかった悔いは一生背負わなければいけないけど、成仏してほしいのは皆同じだと思うんだ。」
一方、岩沼市内では午後5時から市の追悼行事「希望の灯火」が行われた。会場には市内での犠牲者の数と同じ「181」の灯ろうなどが並べられ、集まった市民らが1つ1つ火を灯した。
■訪れた人
「母と姪っ子が津波で亡くなりまして。まだ信じられないというか心残りがいっぱいあります。」
震災から13年となる11日、各地で追悼行事などが行われ、県内は祈りに包まれる。