【寒風にさらし甘み強く】特産の干し柿「ころ柿」作り 最盛期 猛暑で生産量は減少(宮城・丸森町)
丸森町では、特産の干し柿「ころ柿」作りが最盛期を迎えている。
およそ100軒の農家が「ころ柿」を作る丸森町。
このうち、耕野地区の八島哲郎さんは、寒さが厳しくなるのを待ち、いつもの年より3日ほど遅く作業を始めた。
「蜂屋柿」という品種の皮をむき、1本の紐に10個程度結んだ後、風通しの良い屋根の下に干していく。
寒風に1月半ほど晒すと、熟成し甘みが強い「ころ柿」が出来上がる。
ころ柿生産者 八島哲郎さん「今年は夏暑かったので、糖度は十分。間違いなく美味しい干し柿になります」
一方、猛暑の影響でカキの実が落下したため、生産量はいつもの年の半分程度に落ち込む見込み。
販売は、年明けから始まる。