新生活スタート!小学校で入学式 秋保には新たな特別支援学校が誕生<宮城>
9日、宮城県内では多くの学校で入学式が行われ、新たな学校生活がスタートした。
あいにくの雨となるなか、宮城・石巻市の向陽小学校では、真新しいランドセルを背負った新1年生が登校する姿が見られた。
この学校には今年32人が入学し、1人1人の名前が読み上げられると「はい!」と元気な声で答えていた。
そして、式では永野孝雄校長が新入生に2つの約束をお願いをした。
校長が新入生と交わす「2つの約束」
<永野孝雄 校長>
「友だちをたくさん作ることです。元気に学校に来ることです」
<新1年生>
Q.小学校ではどんなことしたいですか?
「算数」
「ちゃんと頑張る小学生になりたいです」
Q.友達何人ぐらい作りたいかな?
「1000人!」
秋保に誕生 新たな特別支援学校
一方、こちらは仙台市太白区秋保に誕生した『秋保かがやき支援学校』。
知的障害がある小学校から高等部までの児童・生徒を対象にした支援学校で、9日は1期生となる高等部の入学式が行われた。
<新入生 稲村和磨さん>
「これから始まる高等部での生活では、自分の将来の夢に向かって何事にも前向きに取り組んでいきたいと思います」
宮城県の支援学校で初ケース 小学校&中学校&高等部(普通科&産業技術科)
また、この学校の高等部には食品製造など社会参加に繋がるコースも設置されていて、小・中・高の支援学校に加えて、専門的な分野を学ぶ高等部が併設されるのは宮城県内では初めてだという。
『秋保かがやき支援学校』では、10日に小中学校の1期生入学式が行われ、あわせて114人が新たな学校生活をスタートさせる。