【冬が旬!濃厚で深みある味「メカジキ」の魅力を知って】気仙沼・仙台の飲食店で「メカジキ」特別メニュー提供(宮城)
冬に旬を迎える「メカジキ」の魅力を知ってもらおうと、気仙沼と仙台の飲食店では17日から特別メニューの提供が始まった。
17日午前5時、宮城・気仙沼市の魚市場に並んでいるのは。
仲買人「これはメカジキ。丸々としているのが、メカジキ」
気仙沼市が、水揚げ日本一を誇る「メカジキ」だ。
一年を通して水揚げされるが、この時期は「冬メカ」と呼ばれ、その身は脂が乗って旨味が増し、年末年始に向けて高値で取引される。
仲買人「肉系統でブリの代わりにもなるんだけど、これ自体も刺身、焼き物、煮物、けっこう美味しいです」
17日は、およそ20匹が水揚げされたが、冬場になると多い時で400匹ほどが場内に並ぶこともあるという。
仲買人「水揚げ日本一なんで、気仙沼はかなりみんな食べる。一般の人も」
冬に旬を迎える「メカジキ」を気仙沼のブランド食材としてPRしていきたいと、 宮城県は気仙沼と仙台の飲食店と協力し、17日から特別メニューの提供を始めた。
気仙沼市内のホテルのレストランで提供するのは、「しゃぶしゃぶ」。
「メカジキ」の骨からとった特製の出汁にくぐらせて、食べる。
阿部長商店・小山貞人料飲統括部長「濃厚な深みのある味だと思います。これからメカジキにだいぶ脂が乗って美味しくなる時期なので、沢山のお客さんに食べていただきたい」
地元・気仙沼ではおなじみの魚だが、宮城県内ではまだ知名度が低い「メカジキ」。
しゃぶしゃぶやたたきなど魅力をPRする特別メニューは、気仙沼と仙台の飲食店20店舗で、12月17日まで提供される。