「困っている人がいたら助ける」小学生が障がい者や高齢者について考える教室 塩釜市

7日、宮城県塩釜市の旅客船乗り場で開かれた教室には市立第二小学校の4年生80人余りが参加した。
まず児童たちは、車いすに乗る人と押す人に分かれて段差や傾斜がある搭乗口での移動を体験したり、合わせて2キロの重りやモノが見えづらい専用のゴーグルを装着して階段を昇り降りすることで高齢者の動きづらさを疑似体験した。
参加した生徒
「思ったより大変ですごく工夫もしないといけなかった」
「今回は特別な体験ができて嬉しかった」
「高齢者とか困っている人がいたら助けてあげるということ、今日学んだことを活かして生きたい」
この教室は子どもたちに障害者や高齢者の立場になって考えてもらおうと国交省や市の社会福祉協議会などが開いたもので、子どもたちは学びを深めていた。
最終更新日:2025年3月8日 6:00