<送検>震災からの復旧補助金 約1億2000万円不正受給、水産会社・元社長(64)の男 宮城
宮城県に対するウソの申請で、震災からの復旧に向けた補助金 約1億2000万円を不正に多く受け取ったとして逮捕された塩釜市の水産会社・元社長の男が、6日送検された。
6日午前 仙台地検に身柄が送られたのは、塩釜市のカネヨ山野辺水産・元社長 山野辺文幹容疑者(64)。
警察によると、山野辺容疑者は2020年までに震災からの復旧に向けたグループ補助金を不正に受け取る目的で、建設業者2人と共謀し水増しした修繕費用を県に申請。
本来より1億2000万円多く、補助金を受け取った疑いがもたれている。
警察は、捜査に支障があるとして、山野辺容疑者の認否を明らかにしていない。
カネヨ山野辺水産では、今回不正が発覚した1億2000万円を含み、これまでに4回 計約8億円のグループ補助金の交付を受けている。
警察が、余罪についても捜査を進めている。
最終更新日:2025年3月6日 12:36