【三陸沖の「低気圧」による強風と高波の影響】漁船6隻が座礁する被害(宮城・南三陸町と気仙沼市)
三陸沖の低気圧による強風と高波の影響で、宮城・南三陸町と気仙沼市で合わせて漁船6隻が座礁する被害があったことが分かった。
気仙沼海上保安署によると、27日から28日にかけて南三陸町戸倉の波伝谷漁港であわせて4隻が座礁したと地元の漁協から通報があった。
このほか、南三陸町歌津の田浦漁港と、気仙沼市唐桑の只越漁港でそれぞれ1隻ずつ漁船が転覆しているのが確認されている。
いずれもけが人はなく、28日午後3時時点で 油漏れや漁業被害の情報はないという。
漁協は、天候の回復を待って漁船を引き上げる予定。
南三陸町と気仙沼市では、1月にも強風の影響で漁船9隻が座礁する被害が発生している。