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町の負担が"5億円”以上に膨らむ、『スマートスポーツパーク構想』 町が議会に事業計画説明(宮城・大郷町)

2025年2月25日 19:45
町の負担が"5億円”以上に膨らむ、『スマートスポーツパーク構想』 町が議会に事業計画説明(宮城・大郷町)

宮城・大郷町の『スマートスポーツパーク構想』について、25日 町は議会に対し現時点の事業計画を説明しました。

大郷町の『スマートスポーツパーク構想』は、2019年の東日本台風で被災した農地にサッカーコート12面や宿泊施設などを整備するもので、町議会はこれまで「事業費が不透明」などとして予算案などを複数回にわたり否決してきました。

これを受けて、町は事業費を明確にするための用地の測量などを行っていて、25日 議会に対し現時点での事業計画などを説明しました。

それによりますと、整備予定のサッカーコートはすべて人工芝で、300人規模の宿泊棟を4棟備える予定だということです。

また、去年時点で3億円あまりの想定だった町側の負担は、測量結果や建設費の増加により5億円以上に膨らんだということです。

これに対して、議会からは計画の先行きを心配する声が聞かれました。

石垣正博議員
「資金の調達はどうなんでしょうか。まだまだこれからなんでしょうか」

町は「まずは4月中旬から下旬にさらに正確な想定事業費を提示し、議会の承認を得てから資金面の調達に動きだしたい」としています。

最終更新日:2025年2月25日 19:45
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