”スマートスポーツパーク構想” 「構想を進めて」町民の代表で構成する審議会(宮城・大郷町)
宮城・大郷町の”スマートスポーツパーク構想”を巡り、町民の代表で構成される審議会が町に対して「構想を進めてもらいたい」と、19日申し入れた。
大郷町の”スマートスポーツパーク構想”は、2019年の東日本台風で被災した粕川地区の農地19ヘクタールにサッカー場12面や宿泊施設を整備するものだが、町議会ではこれまでに関連する条例案が何度も否決されてきた。
19日は、町内22の行政区から1人ずつ選ばれた町民代表で構成される政策審議会の斎藤春一会長が、田中学町長へスポーツパーク構想を進めてほしいと申し入れた。
大郷町政策審議会・斎藤春一会長
「事業計画について、逐次町民に説明を行い町民の理解を得ながら、長く継続する事業になるよう取り組むこと、以上です。よろしくお願いします」
大郷町・田中学町長
「22行政区の区の代表として政策審議会委員に参加していますので、まさに私は住民の意思、そのものだと」
この構想を巡っては、1月に構想に賛成する町民が、関連条例案を否決してきた町議会の解散を求める署名を町の選挙管理委員会に提出していて、現在 署名簿を町民が直接チェックできる縦覧が行われている。
2月20日までに異議申し立てがなく、有効な署名数が有権者の3分の1を上回れば、4月下旬にも議会解散を問う住民投票が行われるという。