<町議会で関連予算案が2度否決>『スマートスポーツパーク構想』で住民説明会 「唯一の町の活性化策だっていうけれど、本当にそうなのか…」(宮城・大郷町)
町議会で関連予算案が2度否決された宮城・大郷町のスマートスポーツパーク構想について、29日夜 住民説明会が開かれた。
大郷町大松沢地区で開かれた住民説明会には、町民およそ70人が参加した。
スポーツパーク構想は、交流人口拡大を目的に、2019年の『東日本台風』で被災した粕川地区の農地に12面のサッカー場や宿泊施設を整備するもの。
田中学町長は、運営を行うのは京都市の企業で、町は土地を造成して貸し付けるだけで通常の企業誘致と同じと理解を求めた。
参加した住民
「唯一の町の活性化策だっていうけれど、本当にそうなのか。期待はあるけど保証はない」
この構想をめぐっては、町議会で土地の取得費など関連予算案が2度否決されていて、町は構想の是非を問う住民投票を行うための条例案と関連予算案を、9月4日に開会する町議会に提出する方針だ。