【仙台でも<オーロラ>とみられる現象】最大クラスの『太陽フレア』が発生した影響
11日深夜、仙台市でもオーロラとみられる現象が観測された。
最大クラスの『太陽フレア』が発生した影響だという。
11日土曜日の深夜、泉ヶ岳にはオーロラを一目見ようと10人以上が訪れていた。
訪れた人
「オーロラ1回でも見られたらいいかなと思ってきました。はっきりとは見えていないんですけれど、何となく色づいているかな」
こちらの写真は、仙台市天文台の職員が撮影した。
全体に雲がかかっているが、写真の下の方は赤みがかっていて、オーロラとみられるという。
仙台市天文台・仲千春さん
「5月8日~11日の間に、『太陽フレア』が複数回起こり、それによって低緯度でもオーロラが見られた」
仙台市天文台などによると、日本時間の8日~11日にかけて、『太陽フレア』と呼ばれる太陽表面の大規模な爆発が合わせて7回発生。
太陽から放出された強い磁場の影響で、世界各地では普段はオーロラが見られない地域でもオーロラが観測された。
今回の『太陽フレア』は最大クラスで、この影響で数日はGPSなどに影響が出る可能性があるという。