急速冷凍で世界へ…宮城の郷土料理「はっと汁」試作品公開
登米市に本社を置く食品会社が5日公開したのは、新たな技術で急速冷凍させた宮城の郷土料理はっと汁の試作品。
「急速冷凍」は食品に-195.8℃の液体窒素を吹きかけることで食材の細胞を壊さずに急速に冷凍する技術。
5日公開されたはっと汁の試作品は、凍ったスープの上に県内産のはっとやネギ、油麩を盛り付けて急速冷凍したもので、味や食感を約1年間保存できるということ。
石橋幸典記者
「では私もいただきます。もちもちとしたはっとの食感とネギの風味もあってまるで出来立てのようで美味しいです」
二階堂玲子 代表取締役社長
「今まで知らなかった美味しさこれまで経験したことのないような食材、冷凍食品技術でそういったものをもっとたくさんの方に広めて食卓を豊かに彩っていきたいと思っています。」
急速冷凍させたはっと汁は2024年8月からの販売を目指し、アメリカや東南アジアの国々へも輸出していきたいとしている。