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<国の有形文化財へ>『佐沼亘理家』が建てた住宅の主屋など3件 明治から大正時代にかけて建てられる(宮城・登米市)

2024年7月20日 8:00
<国の有形文化財へ>『佐沼亘理家』が建てた住宅の主屋など3件 明治から大正時代にかけて建てられる(宮城・登米市)

明治から大正時代にかけて佐沼亘理家が建てた住宅の主屋などが、国の有形文化財に新たに登録される見通しとなった。

国の有形文化財に登録される見通なのは、仙台藩の家臣だった佐沼亘理家が、現在の登米市内に建てた住宅の主屋と茶室、表門の3件。

9代目当主の亘理隆胤が、明治から大正時代にかけて建築したもので、このうち1892年(明治25年)に建てられた茅葺屋根の主屋は、江戸時代の武家屋敷の系譜を引き継ぐ近代和風建築だ。

現在は、登米市歴史博物館が管理し、一般公開されている。

登米市歴史博物館・小野寺智哉副館長
「長い間残されてきた歴史的また文化的価値が評価をされて、登録という形になったということは、素直に嬉しく思います」

今回の3件が、国の登録有形文化財として正式決定されると、建造物としては宮城県全体で215件となる。

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