【物価高騰などで「子育て世代」の負担増】小中学校の「給食無償化」求める 市民団体が「9243人」の署名を仙台市長あてに提出
仙台市内の小中学校の「給食無償化」を求めて、市民団体が署名「9243人」分を、仙台市長宛てに提出した。
「9243人」の署名を6日提出したのは、教育関係者や保護者などで構成される市民団体。
物価高騰などによる子育て世代の負担増加を背景に、給食無償化の署名を提出するのは今回が2回目だ。
代理で署名を受け取った仙台市の担当者は、「無償化には年間38億円という多額の財源が必要で、早期に実現することは難しい」と説明したことに対し、参加者は「段階的・部分的な無償化や再来年度の予算化の再検討」などを訴えた。
学校給食の無償化を実現する仙台市民の会・久保健共同代表「できるところから少しでも早くやれる、そういう方策に、市民の願いを聞いて取り組んでいただきたい」
学校給食を巡っては、去年10月 仙台市議会が国に対して「無償化」を進める意見書を提出してる。