【13年連続で「1兆円」超える】宮城県の来年度一般会計当初予算案は「1兆238億円」 「人口減少対策」や宮城・大衡村にできる「半導体工場」関連企業誘致に重点
宮城県は、一般会計で「1兆238億円」とする来年度当初予算案を、6日発表した。
人口減少対策や、宮城・大衡村にできる「半導体工場」の関連企業誘致などに、重点が置かれている。
宮城県の村井知事は、定例会見を6日開き、一般会計の総額「1兆238億円」という13年連続で1兆円を超える来年度当初予算案を発表した。
重点項目として、まず「人口減少対策」を挙げ、不妊治療の助成に1億5000万円。
介護人材の確保に向けて、ベトナム・インドネシアなどに現地拠点を設置する費用に7000万円。
このほか、台湾メーカーによる「半導体工場」が大衡村に進出することに伴う関連企業の誘致や人材確保にあわせて3億2000万円。
また、「4病院再編」計画では、名取市の「県立精神医療センター」を2拠点化するため、就労支援施設やグループホームなどの地域包括ケアシステム整備に4900万円が計上されている。
宮城県の来年度当初予算案は、2月13日に開会する定例会で提案される。