<認知症への理解を!>高校生が街頭で呼びかけ 「認知症の人を温かい気持ちで見守れる地域に…」(宮城・南三陸町)
認知症について学んだ宮城・南三陸町の高校生が、街頭で認知症への理解を呼びかけた。
南三陸町内のスーパーで行われた街頭キャンペーンには、南三陸高校の生徒7人が買い物客にチラシなどを配り、認知症への理解を呼びかけた。
南三陸町では、認知症についての教育を推進していて、町内の児童・生徒を対象に『認知症サポーター養成講座』を毎年開催している。
5日、講座に参加した生徒達が、認知症の症状や相談窓口が書かれたチラシなどを配った。
3年生
「優しい言葉で接してあげることが大切かなと思います」
「もっと認知症の方々を温かい気持ちで見守っていただけるような、そんな地域になってほしいです」
認知症は、自分では物忘れが多くなっただけと見逃しがちだが、家族や周囲の人が気付いて早期にサポートを受けることが大事だという。