任期満了に伴う仙台市長選挙は今年8月3日投開票となる日程が決まった。仙台市では期日前投票所を大幅に増やし、投票率アップを目指している。

仙台市選挙管理委員会は18日、任期満了に伴う仙台市長選挙について7月20日（日）告示、8月3日（日）投開票を行うことを決定した。仙台市長選では現在2期目の郡市長を含めて出馬の意向を表明した人はない。

前回の仙台市長選挙の投票率は29.09％と過去最低で、仙台市選挙管理員会では期日前投票所を15か所増やし投票率アップを目指す。追加の期日前投票所はショッピングセンターや東北学院大学、国際センター駅などに平日、土日のそれぞれ期間限定で設置される予定。このうち東北学院大学では五橋キャンパスに期日前投票所が設けられ、青葉区、太白区、宮城野区、泉区、若林区それぞれ投票が可能になる。国際センター駅は東北大学がの川内や青葉山のキャンパスが近い。仙台市選挙管理員会では若い世代も含めて期日前投票の利便性を高め、投票率向上を図りたい考え。

今年は参議院選挙（7月28日任期満了）と知事選（11月20日）も予定されていて、仙台市選挙管理委員会ではこれらの選挙についても期日前投票所を追加で設置する方針。