【山岳でケガ人出たら…】救急隊・ヘリコプターが連携して搬送する訓練 情報を<無線>でスムーズに伝えられるかがポイント(仙台市)
山岳で発生した傷病者を救急隊とヘリコプターが連携して迅速に搬送する訓練が、仙台市泉区のスキー場で行われた。
誘導員の手信号に従いスキー場の駐車場に降り立つのは、仙台市の消防ヘリ。
4日の訓練は、山岳で救急隊が助けた傷病者を、迅速にヘリコプターに引き継ぎ、救命率の向上につなげようというもの。
救急車で運ばれた傷病者は、応急処置を受けながらヘリコプターで医療機関に搬送される。
ヘリコプターとの連携では、引継ぎ場所や到着時間の調整それに傷病者の容体の情報などを無線でスムーズに伝えられるかがポイントだという。
また、実際の現場ではヘリコプターの誘導は消防隊員が行うため、航空隊の隊員から手信号を教わっていた。
訓練では、ヘリコプターへの引継ぎを繰り返し行い、万全を期していた。