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”巨大な顕微鏡”ナノテラス、犯罪捜査に活用へ 東北大学と宮城県警が協定

2025年1月31日 19:05
”巨大な顕微鏡”ナノテラス、犯罪捜査に活用へ 東北大学と宮城県警が協定

東北大学と宮城県警は、世界最高クラスの次世代放射光施設「ナノテラス」を犯罪捜査に活用する協定を結んだ。

31日、宮城県警本部では協定の締結式が行われ、東北大学の冨永総長と県警の細田本部長がそれぞれ協定書にサインした。

協定は、東北大学の先端技術を活用し地域の安全安心に貢献することが目的。

具体的には、東北大学青葉山キャンパスにある次世代放射光施設「ナノテラス」の犯罪捜査への活用だ。
ナノテラスは非常に明るい光「放射光」を使って10億分の1=「ナノ」の単位で物質を分析できる。
「巨大な顕微鏡」とも呼ばれ、犯罪捜査での証拠品などをより細かく迅速に分析できるという。

県警は「ナノテラス」の活用で、悪質な犯罪の解決につながることを期待している。

最終更新日:2025年1月31日 19:10
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