第二管区海上保安本部 本部長に長井総和氏就任「災害への備え万全に」<宮城県>
7月1日付けで宮城県塩釜市の第二管区海上保安本部の本部長に就任したのは長井総和氏(54)。
長井氏は兵庫県出身で、2001年に海上保安庁に異動後、海上保安庁総務部参事官や国土交通省大臣官房審議官などを歴任した。
会見で長井本部長は、「第二管区は非常に広い海域を持ち、いかに効率的で着実に業務を遂行していくかが大事だ」と述べた。
そのうえで、震災伝承管区として震災対応経験のない職員への経験伝承を行いながら備えを万全にすることや、人命救助や海の安全の維持などの業務遂行のため人材の育成確保に取り組み「現場力」を高めていく考えを示した。
また、長井本部長は「職員それぞれが東北の海の安全を守り地域の経済や生活を支える自負を持って職務を遂行してほしい」と述べていた。