帝国データバンク仙台支店によると青葉区のカフェ経営「スマイルカンパニー」が25日、仙台地裁に民事再生法の適用を申請した。

スマイルカンパニーは2007年に創業、パンケーキ専門店として「38mitsubachi北四番丁店」を出店後、仙台市内に2店舗の「38 kichen」を展開し、女性を中心に人気を集めていた。

しかし、原材料価格の高騰に加え、コロナ禍による来店客の減少で業績が悪化。1月には北四番丁店を閉店し、新型コロナ関連融資を活用し立て直しを図ったものの、業績回復が見込めず自主再建を断念した。負債額は約7400万円。

なお「38kitchen勾当台店とS-PAL仙台店」は通常通り営業していて、今後は仙台市内のスポンサーとなる企業が事業を引き継ぐ形で再建を進め、17人の従業員の雇用は継続される見通し。