マッチングアプリで知り合った男に誘われ…仙台の女性会社員 「約1600万円」の詐欺被害 宮城
警察によると、仙台市太白区の女性会社員(40代)が、マッチングアプリで知り合い親しくなった男から「ネットショッピングサイトに登録すれば、元金なしで中間差額を稼ぐ事ができる」「注文があったアクセサリーなどの商品を80%の値段で仕入れれば、購入者が100%の金額を支払うので、取引が完了すれば20%の利益になる」などとSNS上で説明を受けた。
説明を信用した女性は、指示されたネットショッピングサイトに登録した上、商品の仕入れ代金名目で、3月2日から15日にかけて10回にわたり約1600万円をサイト側が指定した口座に振り込んだ。
その後、サイト上で利益が出ている表示がされていた事から、女性が出金しようとサイト側に問い合わせたところ、「出金するには税金を支払ってもらう必要がある」などと説明されたため、不審に思い弁護士に相談し、詐欺被害に気付いたという。
警察は安易な儲け話に乗らないよう、注意を呼びかけている。