仙台駅東口エリアがTop10中7地点ランクイン!宮城県公示地価 12年連続上昇
「公示地価」は国交省が調査した今年1月1日時点の土地の価格で適正な取引の指標となる。
県全体の平均地価は12年連続の上昇となり去年より4.7%上がった。
商業地の最高額は「仙台駅西口」
商業地の最高額は、仙台駅西口の目の前の青葉区中央1丁目の調査地点。
去年より4.6%上がり1平方メートルあたり458万円、42年連続で県内最高となった。
商業地の価格順位は下記の通り(1平方メートルあたり)
①458万円 青葉区中央1-10-1
②306万円 青葉区一番町2-1-1
③275万円 青葉区中央2-10-20
④273万円 青葉区本町2-16-10
⑤270万円 青葉区中央3-4-8
⑥264万円 青葉区中央2-2-24
⑦221万円 青葉区一番町3-4-26
⑧148万円 青葉区一番町2-3-26
⑨147万円 青葉区国分町1-7-18
⑩146万円 青葉区大町1-2-6
商業地の上昇率は「仙台駅東口」近く
商業地で上昇率が最も高かったのは仙台駅東口からほど近い宮城野区榴岡4丁目で、18.8%の上昇。
仙台駅東口一帯では去年オープンしたヨドバシ仙台第一ビルを皮切りに今後もホテルやオフィスなど開発意欲が高くなっているという。これを反映し県内上昇率トップ10のうち7地点が榴岡や鉄砲町、新寺など駅東口一帯の地点が占めた。
商業地の上昇率順位は下記の通り(1平方メートルあたり)
①18.8% 宮城野区榴岡4-5-22
②16.6% 若林区新寺1-2-26
③14.5% 宮城野区二十人町300-7
④14.1% 青葉区春日町3-31
⑤13.4% 青葉区二日町8-6
⑥13.3% 宮城野区鉄砲町3-10
⑦13.0% 宮城野区鉄砲町東3-2
⑧12.0% 若林区新寺3-10-36
⑨12.9% 宮城野区榴岡5-1-17
⑩11.9% 宮城野区岡田字北高屋敷30-1
住宅地の最高額は「宮城野区小田原」
住宅地の最高額は2年連続で宮城野区小田原弓ノ町。
仙台駅東口の商業地に隣接した立地で去年より12%上昇し1平方メートルあたり53万2000円となった。
住宅地の価格順位は下記の通り(1平方メートルあたり)
①53万2000円 宮城野区小田原弓ノ町102-16
②49万5000円 青葉区錦町1-1-30
③43万9000円 青葉区上杉4-5-36
④35万2000円 青葉区堤通雨宮町5-40
⑤32万3000円 青葉区広瀬町5-12
⑥31万9000円 青葉区大手町6-26
⑦30万5000円 宮城野区1-17-18
⑧30万2000円 青葉区柏木1-4-1
⑨30万1000円 青葉区土樋1-9-14
⑩29万8000円 青葉区上杉6-6-20
住宅地の上昇率が高いのは「富谷市」
上昇率が最も高かった住宅地は富谷市あけの平3丁目で14.5%の伸び率だった。
これは仙台市内よりも割安感があることが背景で今後、大衡村に台湾の半導体製造大手の工場の整備が進めば、富谷市から大衡村にかけて地価上昇が見込まれるということ。
住宅地の上昇率順位は下記の通り(1平方メートルあたり)
①14.5% 富谷市あけの平3-7-6
②14.0% 富谷市太子堂1-20-21
③13.9% 泉区泉ケ丘4-4-8
④13.9% 富谷市富ケ丘2-13-8
⑤13.1% 若林区霞目2-10-7
⑥13.0% 宮城野区宮城野1-17-18
⑦13.0% 泉区将監1-28-16
⑧12.9% 大和町もみじケ丘1-21-5
⑨12.7% 青葉区みやぎ台1-16-3
⑩12.5% 大和町吉岡字西原9-11