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風力発電事業”中止”を…住民らが県に要望 騒音による健康被害や土砂災害リスクなどを懸念(宮城・気仙沼市)

2025年1月29日 6:45
風力発電事業”中止”を…住民らが県に要望 騒音による健康被害や土砂災害リスクなどを懸念(宮城・気仙沼市)

宮城・気仙沼市で計画されている風力発電事業の中止を求めて、市民団体などが県に要望書を提出した。

28日午後、気仙沼市の市民団体や風力発電設備の建設予定地の周辺住民らが、宮城県庁を訪れ、要望書と9018人分の署名を提出した。

市民団体によると、風力発電設備は東急不動産が気仙沼市の「市民の森」周辺の山林に、高さ180メートルの風車を最大10基建設する計画。

要望書では、風車の騒音による健康被害や土砂災害のリスクなどが懸念されるとして計画の中止を求めている。

要望書を受け取った小林副知事は「地域住民の意見も踏まえて、環境保全の見地から意見を出していく」と答えた。

気仙沼の森と海を守る会・松本まり子代表
「著しく甚だしく極めて不適切な場所に、巨大な風車を建てようとしている事業者に、市民が声を上げ始めた。市長や知事からも、事業者にしっかり意見と声を大にして中止を要望していただければ」

県は、今後事業者から計画が提出された場合、環境への影響に関する調査を行い 計画に対する意見を出す予定だ。

最終更新日:2025年1月29日 6:45
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