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教諭がプールの水止め忘れで約41万円分流出 賠償請求行わず「故意ではない」<宮城県栗原市>

2024年7月4日 16:50
教諭がプールの水止め忘れで約41万円分流出 賠償請求行わず「故意ではない」<宮城県栗原市>

宮城県栗原市は4日、市立中学校で教諭がプールの水を止め忘れ、約600㎥、推計で約41万円の損害が出たと発表した。
教諭は6月28日、授業前にプールの水温を保つために注水を行ったものの、授業終了後に水を止めるのを忘れたという。止め忘れは翌日に発覚した。

市教委は原因として、他の教員と注水開始について情報を共有していなかったことや、退庁前の校舎の見回りの際にも気づかなかったことなどを挙げている。
賠償請求については、公務上の過失に相当するものの、故意により引き起こされた事案ではないことから行わないとしている。

市教委は再発防止策として、プール日誌等に注水・止水の時刻や注水者、止水者の氏名を記載し管理職が確認することや、職員室黒板に「プール注水中」の表示を掲げることなどを実施し、管理体制を強化するとしている。

最終更新日:2024年7月5日 11:26
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