<高さ7.2メートル>伝統の”はしご乗り”披露 新春恒例の消防出初式(仙台市)
仙台市では、新春恒例の消防出初式が7日行われ、伝統のはしご乗りが披露された。
仙台市消防の出初式は、市役所が建て替え工事中のため、今年は青葉山公園での開催となった。
見どころは、市内7つの消防団ごとに形の違う纏い(まとい)を掲げて披露する仙台消防はしご乗り。
高さ7.2メートルのはしごの上では、この日に向けて訓練を重ねてきた消防団員が火事場を探す所作などを盛り込んだ様々な技を繰り出し、仙台消防の伝統と心意気を伝えた。
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「(はしご乗りは)毎年見ているけれど、毎回毎回圧倒されて迫力があって見ごたえたっぷり」
出初式では、消防音楽隊とカラーガード隊による演技も披露されるなど見物客を楽しませていた。
去年、仙台市内で発生した火災247件うち15%がコンロが出火原因だったことから、仙台市消防局では「火を使っている場合にはその場を離れないこと、周りに燃えやすいものを置かないことなどを徹底してほしい」と注意を呼び掛けている。