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「震災で家を失った人がまた…と聞いて」大船渡の山林火災、気仙沼市は支援物資を発送…仙台市では募金活動(宮城)

2025年3月3日 19:00
「震災で家を失った人がまた…と聞いて」大船渡の山林火災、気仙沼市は支援物資を発送…仙台市では募金活動(宮城)

岩手・大船渡市での山林火災を受け、宮城・気仙沼市では、3日市民や企業などからの支援物資を受け付け、現地に向けて発送しました。

一方、仙台市内では募金活動も行われています。

3日午前、気仙沼市の防災物資集積配送基地には、多くの市民が物資を持ち込んでいました。

持ち込まれたのは、事前の大船渡市への聞き取りで必要とされた除菌シートやオムツ、生理用品やバスタオルなどです。

持ち込んだ市民
「(持ち込んだのは)子どものオムツ関係ですね。一番気にかかりましたので。早く鎮火してその前にまず衛生品をつけてもらいたいと思った」

気仙沼市危機管理課・髙橋義宏課長
「いくらかでも避難所での生活に、我々が支援できればということで、本日支援物資を送っています」

市民180人と企業など35団体から寄せられた4トントラック2台分の物資が、気仙沼市の備蓄品の飲料水などとともに、現地に向けて発送されました。

一方、仙台市内では募金も始まっています。
仙台市青葉区の百貨店・仙台三越では、1日から本館正面の入り口に緊急で募金箱を設置。
百貨店・藤崎や隣県の百貨店と共同で行うもので、被災した方への「災害義援金」として、大船渡市へ寄付される予定です。

募金した人
「住宅が火災にあわれた方もいるので、仮設住宅や福祉とかにつかっていただきたい」

仙台三越営業統括部・小林 誠さん
「震災で家を失ってしまった皆さんが建てた家がまた燃えてしまったという方もいらっしゃると聞いているので、特にそういった悲しみが続いてる中で、寄り添うという形をこの東北全体でつくっていけたらなと思う」

募金の受付は、当面 行うということです。

最終更新日:2025年3月3日 19:00
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