「津波防災の日」を前に巨大地震と大津波想定防災訓練 宮城・七ヶ浜町
「津波防災の日」を前に宮城県七ヶ浜町で4日、巨大地震と大津波を想定した防災訓練が行われた。
訓練は宮城県沖を震源とする巨大地震が発生し、大津波警報が発表されたという想定。七ヶ浜町の3つの地区の住民や消防、町の職員など約400人が参加し、体育館での避難所の開設や消火器の使い方を確認した。
七ヶ浜町の寺澤薫町長は「有事に備え避難訓練のイメージを共有しておくことが一番大事」と話していた。
今回の訓練は去年、宮城県が発表した巨大地震が引き起こす「最悪の津波浸水想定」で、七ヶ浜町内の一部の避難所が新たに浸水区域に含まれたことを踏まえて行われたもので、参加者は防災への意識を高めていた。