原爆の日を前に平和祈念式典リハーサル 鈴木長崎市長や被爆者代表など 約100人が動きを確認《長崎》
9日の原爆の日に開かれる平和祈念式典のリハーサルが、長崎市の平和公園で行われました。
(司会リハーサル)
「被爆79周年 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典を行います」
リハーサルでは、平和宣言を読み上げる鈴木長崎市長や、参列する被爆者の代表、司会を務める高校生など 約100人が本番の流れを確認しました。
(原爆死没者名簿を奉安 池田 哲夫さん(78))
「安らかにお眠りくださいと思って 奉安する」
被爆者代表の『平和への誓い』は、長崎市の三瀬 清一朗さん 89歳が務めます。
(平和への誓い 被爆者代表 三瀬 清一朗さん)
「79年前に起きた悲劇。親戚いとこが7名すぐそこで爆死している。いろんなことが思い出されるなっている。やっぱり願うのは平和。これしかない」
9日、被爆から79年を迎えるナガサキ。
平和祈念式典は午前10時45分に始まり、座席数はコロナ禍前と比べ、1500席ほど少ない約2400席を設置します。
過去最多となる101の国や地域の大使らが出席する予定で、核保有国からはインド、イギリス、中国、フランスの4か国の関係者が参列を予定しています。
式の当日、市は “参列者の熱中症対策” として、ミストや扇風機の設置するほか飲料水、塩分タブレットなどを配布するということです。