装いは「学んだことを生かした集大成」美容専門学校の“華の卒業式” 8割は県内就職《長崎》
思い思いの衣装で新たな門出を迎えました。
美容師などを目指す専門学校で、11日、卒業式が行われました。
緑の袴に合わせた鮮やかな髪飾り。
リボンが特徴のコーディネートは爪にもリボンをあしらいます。
長崎市で11日に行われた県美容専門学校の卒業式。
カラーやカットなどの技術を、2年間学んだ45人が旅立ちの日を迎えました。
(卒業生代表あいさつ)
「思うような結果が出ずに落ち込んでいたとき、励ましてくれた友人や先生方には、本当に助けられた」
「華の卒業式」といわれる県美容専門学校の卒業式。
個性あふれる衣装は、卒業生たちのこだわりが詰まっています。
(卒業生)
「母の着物で、全部自分で着てきた。美容学校で学んだことを生かして、全部集大成で」
4月からは美容師やアイリスト、エステティシャンなどの道に進む卒業生たち。
県内での就職率はおよそ8割と、去年よりも3割ほど増えているそうです。
(卒業生)
「長崎で美容師をする。2年間、学生の時にアルバイトをしている美容室があって、慣れているところでそのまま就職しようと思って」
(卒業生)
「親も美容師をしている。親の姿を見て美容師になろうと考えた」
(卒業生)
「アイリストになりたい。やっぱりまだマスクの時代だなと思うので、目元からおしゃれを楽しんでほしい」
卒業生たちは、今月3日に国家試験を終えていて、合格発表は29日の予定です。