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「売り場がガラガラ」長崎のスーパーでもコメ品薄で入手に苦労 生鮮食品も価格上昇で買い控え《長崎》

2024年8月22日 21:30
「売り場がガラガラ」長崎のスーパーでもコメ品薄で入手に苦労 生鮮食品も価格上昇で買い控え《長崎》

家計に大きく影響する食料品の物価高騰についてです。

今月発表された生鮮食品などの値上げによる食卓への影響を示すデータ「カレーライス物価指数」が過去10年間で最高値を更新しました。

帝国データバンクの調べでは、カレーライス1食にかかる費用は 6月時点で329円となっていて、去年の同じ時期と比べて30円値上がりしています。

この要因を詳しく見ていきますと、具材となる肉や野菜は円安や猛暑・豪雨などの影響を受け、去年より20円上昇。

さらに、全国的に品薄状態となっているコメも200グラム当たり8円値上がりしています。

帝国データバンクによりますと、今月以降は肉や野菜の価格は平年並みに落ち着くとみている一方、

コメは例年に比べて3割から4割ほど高くなっていて、今後の価格の推移についても「目途がつかない状態だ」としています。

全国的に話題となっている「令和の米騒動」。

県内でもじわじわと影響が出ているということで、長崎市のスーパーを取材しました。

長崎市愛宕のスーパー「ララあたご」。

仕入れ先に注文したコメの “半数ほど” しか入荷できていない状況が続いているといいます。

(ララあたご 門田 要 店長)
「5年度(昨年度)産は、注文通り商品が入ってこない状況。売り場もガラガラになってしまっている」

価格も 全国でコメが不足し始めた先月頃から、5キロあたり300円から400円ほど上昇。

ここ数年の生産者不足に加え、気温の上昇などの影響も考えられるといいます。

(買い物客)
「コメが高くなっている。なるべく買い物の回数を減らすようにしている」

(買い物客)
「普通こちらの棚にもある。値段はもちろんだが、普通に入荷してもらえると消費者としてはありがたい」

来月からは新米が入荷する時期に入りますが、去年と同じく気温の影響でコメが少ない状況は続くとみられています。

また野菜や肉も、価格が高止まりしているため、店では、客数はそれほど変わらないものの1人当たりの購入点数が減少しているそうです。

(ララあたご 門田 要 店長)
「まずはやっぱりほしいものがきちんとそろう店にしたい。全体的に高くなっているのはしょうがない。鮮度が新鮮なものを販売することを心掛けている」

(桒畑笑莉奈アナウンサー)
最近コメだけでなく、いろいろな商品が物価高騰の影響を受けていますよね。私もスーパーに行くと、価格が高くて購入するのに躊躇する場面が増えたなと感じます。

(冷川小粹アナウンサー)
コメだけでなく、様々な商品の値上がりが続いていると思うんですが、私は買い物の回数を減らすようにしています。インタビューでもそういう人がいましたが、肉は大きめのパックを買ってそれを小分けで冷凍しています。

スーパーでもさまざまな工夫がなされていますから、上手く買い物していきたいですね。

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