「両親と顔を合わせて過ごせてよかった」お盆長崎で過ごしUターンラッシュピーク 台風の影響も《長崎》
お盆をふるさとや行楽地で過ごした人のUターンラッシュがピークを迎えています。
台風7号の影響を受け、予定を変更する人も見られました。
16日午前9時頃のJR長崎駅。
お盆をふるさとで過ごし、バッグやお土産を抱えてホームに向かう人たちの姿がありました。
(愛知から)
「いとこやおじいちゃんに会いに来た。路面電車がたくさんあって長崎に住みたいくらい楽しかった」
(沖縄から)
「みんなに会って楽しくわいわい過ごしていた」
(神奈川から)
「義理の両親と出かけた。やっと落ち着いて両親と顔を合わせて時間を過ごせてよかった」
15日に行われた長崎の夏の風物詩「精霊流し」。
長崎市では、去年よりおよそ194隻多い1685隻が流されました。
(沖縄から)
「おじいちゃんの初盆だった。爆竹を投げるのが少し怖かったが、後半は楽しかった。」
「やはり長崎ならではなので、いい体験をさせてもらった。おじいちゃん孝行ができた」
(東京から)
「はじめて(子どもを連れて)長崎に来た。」
「かわいい。孫と一緒に精霊流しをした。」
「爆竹や花火がとてもきれいだった」
JR九州によりますと、午後4時半時点で西九州新幹線「かもめ」の上りの自由席の乗車率は最大で150%、特急「リレーかもめ」は120%となっています。
一方、台風7号が関東に接近していることを受け予定を変更した人もいました。
(東京からの帰省客)
「台風が関東直撃ということで、新幹線で大阪まで行って、ミーティングをする」
(名古屋へ旅行)
「新大阪から名古屋までの新幹線が止まってしまったので、電車が減っている。観光しようと思っていたが、今日はできなさそう」
JR九州によりますと上り線のピークは17日まで続く見込みです。
さて、「予定を変更した」という人の声がありましたが、今回の台風7号、気になる進路を見ていきます。
非常に強い台風7号は暴風域に伴い、北上を続けています。
このあとも勢力を保ったまま夜遅くにかけて関東地方に接近するとみられています。
交通機関への影響、まだ続きそうです。
16日は、空の便では朝の一部の便を除く長崎-東京(羽田・成田)間の19便、午後6時半以降の長崎を発着予定の8便も欠航に。
17日も羽田発の3便の欠航がすでに決まっています。
お盆の終盤、移動のタイミングにも重なった今回の台風7号、JRに切り替える人も多く混雑も予想されますので最新の情報を随時確認してください。