初登場オブジェは新たに4体「ランフェス」まで1週間 期待膨らませ準備進める《長崎》
4年ぶりに通常開催される長崎ランタンフェスティバル。開幕まで1週間に迫り、会場ではランタンやオブジェの設置が進められています。
過去最多136万人の来場が見込まれる中、街では期待の声が聞かれました。
(近藤リポート)
「長崎市役所玄関前にはすでにたくさんのランタンが飾り付けられている。さらにこちらにはオブジェも初めて設置され、ランタンムードが高まりつつある」
長崎市役所前に登場した、中国に伝わる魔除けの神「鍾馗」のオブジェ。
今回新たにつくられたもので、去年1月にオープンした新庁舎にオブジェが設置されるのは初めてです。
西九州新幹線の開業、そしてアミュプラザ長崎新館がオープンして以降、初めての通常開催となる「長崎ランタンフェスティバル」。
新しいかもめ広場には、高さ10メートルのオブジェが登場し、写真を撮る人の姿も多く見られました。
観光名所「眼鏡橋」周辺にも、すでにたくさんのオブジェが・・・。
中島川を彩る黄色いランタンの設置作業が進められていました。
期間中は、市中心部に約1万5000個のランタンが飾られるということです。
中止や規模縮小を経て、4年ぶりの通常開催となる今回は、湊公園や中央公園にステージも設置され、龍踊りや変面ショーなどが行われます。
17日の皇帝パレード「特別版」には、俳優でシンガーソングライターの福山 雅治さんと、俳優の仲 里依紗さんも登場。
実行委員会では、過去最多となる136万人の来場を見込んでいて、新地中華街でも期待の声が聞かれました。
(台湾料理店の店員)
「(観光客は)徐々に増えてきているので、さらに人が来てにぎわうと、こちらも助かる」
(土産物店の店員)
「福山さんも来るので(客は)増えるかなと思う」
(土産物店の店員)
「長崎市民としても、ワクワクな気持ちが高まっている。より活性化が高まればいい」
ランタンフェスティバルは9日に前夜祭が行われ、10日午後5時半からはメーンオブジェに明かりがともされる「点灯式」が行われます。