【解説】長崎バスと県営バス 新たに示された4地区路線 重複路線の再編進む《長崎》
路線の再編が進む地区を確認していきます。
長崎バスと県営バスでは、おととしから路線が重複していた滑石地区と東長崎・日見地区で、運行が一元化されています。
そして今回、新たに示されたのが、こちらの4つの地区の路線です。
本原地区と目覚地区では「県営バス」に、矢の平地区と立神地区の昼間の時間帯については「長崎バス」に一元化されることになります。
内容を細かく見ていきますと、こちら本原地区の路線図ですが、再編に伴って、新地中華街と三川町を結ぶ青色で示している長崎バスの路線が廃止されます。
新地中華街から大学病院前の停留所を通り、三川町へ向かう路線はなくなることになります。
こちらは目覚地区の路線図です。
このように、長崎バスと県営バスの路線が重複していましたが、再編後はこうなります。
県営バスに一元化される路線ですが、収益性を上げるため、発着地点を従来の中央橋から長崎駅前交通広場に変更するとしています。
これに伴い、中央橋から長崎駅前を通り立山へと向かう直通路線はなくなり、一部の利用者は、長崎駅前で乗り換える必要が出てきます。
申請が国に認められれば、早ければ4月からこの新たな計画で運行するということです。