「演者の表情を見て感動をもう一度」長崎くんち写真展 3人のカメラマン選りすぐりの200点《長崎》
長崎くんちの熱気を、写真で味わえます。
今年のくんちの演し物や出演者を収めた写真展が、長崎市のギャラリーで始まりました。
幻想的な雨の中にらみ合う2体の龍。
川船の奉納は、緊張感のある網打ちの瞬間。
勢いよく浮かび上がるのは、龍船の根曳衆。
今年の長崎くんち。“あの日の感動” がよみがえります。
(長崎市から)
「銀屋町に友達がいて、(鯱太鼓)すごく良かった。見るたびに鳥肌が立つ」
長崎くんち写真展は、季刊誌『樂』などを発行するイーズワークスが開きました。
小屋入りから祭り本番の3日間までを追いかけた、3人のカメラマンが選び抜いた約200点が並びます。
(写真家 山頭 範之さん)
「“モッテコーイ” をするために踊り場に出ていく時に、声をかけて写真を撮った。頑張ってほしいと願っている表情があったので、撮れて良かった。これまでにないタイプの写真」
長崎市の写真家、山頭 範之さん。
出演者の感情が見える “瞬間” にこだわったそうです。
(写真家 山頭 範之さん)
「演者の人は頑張っている表情を再確認してほしい。おくんちが好きだったり写真が好きな人も、長崎の文化やおくんちを見て感動してもらえたらうれしい」
写真展は、長崎市浜町の樂ギャラリーで15日まで開かれ、未公開写真も含めた写真集と写真プリントも販売します。