本格的な夏を前に“熱中症対策”も協力 長崎市と大塚製薬 包括連携協定《長崎》
これからの季節、注意したい“熱中症対策”などにも連携して取り組みます。長崎市と大手製薬会社が包括連携協定を結ぶことになり、22日に締結式が行われました。
(大塚製薬九州第一支店笠間 康久 支店長)
「長崎市民の健康維持増進に貢献できるよう努める所存」
長崎市と包括連携協定を結んだのは製薬会社大手「大塚製薬」です。大塚製薬は、健康についての正しい知識をつけてもらいたいと、2015年から全国の自治体と連携協定を結んでいて、県内では今回が11市町目です。
健康啓発や熱中症対策、災害時の支援や防災に関することなど5項目で連携します。これから迎える本格的な夏に向け気をつけたいのが“熱中症”です。
(鈴木長崎市長)
「教育現場をはじめ熱中症対策取り組まないといけない。高い知見を有している、これまで貢献してきた大塚製薬と連携大変心強い」
大塚製薬は去年、「環境省」とも連携協定を結び啓発活動に取り組んでいて、3月には大村市で「熱中症対策会議」も初めて開催しました。
早速、今年8月9日の平和祈念式典でも対策面で協力する方針です。
(大塚製薬 九州第一支店長崎出張所三好 正剛 所長)
「運営するスタッフのみなさんに熱中症を知ってもらい参加する人への注意喚起を徹底してもらいたい。そのための(熱中症対策)アンバサダーを活用いただきたい」
今後は健康に関するセミナーの開催など連携しながら進めていくとしています。