能登半島地震の被災地を支援 義援金の受け付けやトイレカーの派遣など 長崎県内で取り組み開始《長崎》
能登半島地震の発生以降、石川県では多くの人が亡くなり、未だ安否がわからない人の捜索も続いています。
義援金の受け付けやトイレカーの派遣など、県内でも被災地の支援の取り組みが始まりました。
長崎市役所の1階、総合案内のカウンター。能登半島地震の義援金の募金箱が設置されました。
市は5日から、地域センターなど21カ所に募金箱を置き、被災地支援の義援金の受け付けを始めました。
最大震度7を観測した能登半島地震の発生から5日目。
石川県では、亡くなった方が94人に増えました。
安否不明者は222人で約3万2600人が避難所で避難を続けています。
(募金した人)
「我々は安心して生活しているが被災地を見ると涙が出る。 少しでもと思って 頑張れとしか言いようがない」
義援金の受け付けは大村市、雲仙市も始めています。いずれも、日本赤十字社を通じ被災地へ届けるということです。
県は「緊急支援室」を設置。必要な支援について情報を収集・発信し、支援実施に向けて部局や市や町との連携調整にあたります。
また、要望があった場合には、県営住宅への避難者の受け入れも想定しているということです。
一方、島原市は、4年前に導入したトイレカー1台を輪島市の避難所に派遣しました。軽車両で、簡易水洗式のトイレが2つあるということです。
また、備蓄している500ミリリットルのペットボトル1200本の水も別の車両で届けます。
市の職員2人がそれぞれ運転し、6日夕方に、輪島市に到着する予定だということです。
そして、日赤県支部も義援金の受付を始めています。ゆうちょ銀行の専用口座などへの振り込みで受け付けるほか、県支部では直接受け取る対応も行っているということです。
日本赤十字社 義援金
ゆうちょ銀行 口座番号 00150-7-325411
口座名義 日赤令和6年能登半島地震災害義援金