ランタンフェスティバル12日まで 最後の祝日は中国の伝統芸術「閩劇」でにぎわう《長崎》
1万5000個の灯りがまちを彩る「長崎ランタンフェスティバル」。
11日は祝日ということもあり、多くの人でにぎわいをみせています。
メーン会場では、中国・福州市の伝統芸術「閩劇(びんげき)」が披露されました。
「建国記念の日」の11日。
長崎市の最高気温は11℃で、9日ぶりに10℃を超えました。
メーン会場の湊公園や新地中華街は、日中から多くの人でにぎわっていました。
( 佐賀から)
「ここ2、3年毎年ランタンの季節に訪れている。すごくきれいだったので。めがね橋の方に行って黄色いランタンも見ようと思っている」
(熊本から)
「初めて来たが、すごく賑わっている。来てみたいと思っていたので、念願かなって来れたのでとても嬉しい。(夜のランタンを)本当は見たかったが明日仕事なので、来年は休みを取って来たい」
(長崎市から)
「今回初めて。終わるまでに来ないといけないと思って来た。ひとつイベントが終わると寂しくなるが、春が来るので季節の楽しみがあるのでいいかなと思う」
先週、強い寒気が流れ込み、厳しい冷え込みとなった県内。
積雪も観測され、交通障害やイベントの中止などの影響が出ました。
( 出店者)
「先週は寒波でお客さんがだいぶ少なかった。朝から並んでいただいて多いです。絶好調です」
(土産物店)
「(天気が回復して)よかったなという気持ち。期待している。明日までなのでたくさん寄ってほしい」
午後、湊公園のステージで披露されたのは…
中国福州市で、400年以上の歴史があるとされる「閩劇」です。
福州の方言を使って演じられる唯一の劇で、中国の国家無形文化財に登録されています。
長崎市と福州市の友好都市締結45周年を記念し、今年初めて披露されました。
(北九州から)
「初めてだったから感激。とてもよかった」
(諫早市から)
「中国雑技団とは違って迫力があった。また明日もみたい。」
「閩劇」は、12日午後5時からも披露される予定です。