福山 雅治さん、仲 里依紗さんが登場する「長崎ランタンフェスティバル」の皇帝パレードがいよいよ17日に迫りました。

その大舞台を、特別な思いで迎える高校生も・・・。

（長崎女子高校 龍踊部　德山 舞 部長(3年)）
「最初聞いた時はびっくりした。一緒に楽器隊として歩けて、すごくうれしい」

今年のランタンフェスティバルで、ステージイベントのトップバッターを飾った「鶴鳴学園長崎女子高校 龍踊部」。

コロナ禍での中止や規模縮小で、3年生にとっては “最初で最後” のステージでの披露です。

17日の皇帝パレードでは、その3年生を中心とした35人ほどのメンバーが「楽器隊」として出演します。

（長崎女子高校 龍踊部　兼松 莉央さん(3年)）
「自分は9月から入部して、今年が最初で最後のランタン。今年は県内からも県外からもたくさん来る。ランタンという行事をたくさんの人に知ってもらえればいいな」

（龍踊部）「頑張るぞー！」

パレードに華を添える、もう一つのグループ。

「活水中学校・高等学校吹奏楽部」です。

去年に続き出演が決まり、先月から練習を重ねてきました。

（活水中学校･高校吹奏楽部　杉町 たまみ 顧問）
「子どもたちに大きな自信と未来への希望、そういうものになった感じで、本当にうれしい限り」

（活水高校 吹奏楽部　宮崎 紀香 部長(2年)）
「とても緊張するが、皇帝役の2人や見に来てくれる人のことを考えたらすごく楽しみ。わくわくする」

メンバーは約60人。中にはおととい卒業した生徒も。

（卒業生　田中 優茉さん）
「またこうやって貴重な経験ができるので、すごく楽しみ。去年も参加させていただいてお話をもらってすごくうれしかった」

（卒業生　石本 栞音さん）
「自分の育ってきた街で演奏するのは、恩返しの気持ちも込めて演奏できるので、特別な気持ちで挑んでいる」

17日は「トゥーランドット」など 3曲を演奏。

元船町でパレード隊に加わり、ゴール地点の出島メッセ長崎まで先導する予定です。

隊列を保ちながら美しい演奏ができるよう、足並みや楽器の角度がそろうまで、何度も、何度も確認。

部長の中村輝良莉さんは「観客を演奏で笑顔にしたい」と意気込みます。

（活水高校 吹奏楽部　中村 輝良莉 部長(2年)）
「県外からのたくさんの方に聞いていただけるチャンスなので、活水ファンを一人でも多く増やしたい。自分たちも楽しく元気に演奏して、来てくれた方に楽しかったなという思いで帰ってもらいたい」

高校生たちの思いものせて、長崎のまちを彩る「皇帝パレード」。

いよいよ17日、出発です。

（吹奏楽部）「We Love ランタン！」